最近は冬なのになんだか暖かいですね。
こう穏やかな日が続くと、なんだか色々とお出かけがしたくなる。。。
というわけで!
お天気がいい日に、上野の国立科学博物館に行ってミイラ展を見にいきました。
この特別展、かなり人気みたいで、去年の11月から始まって今月までの展示なのに、まだまだすごく混雑してるんです。
私は前売り券があったからスムーズに入場はできたけど、当日券の販売の列はすごく混んでたなー。
今回のこの特別展、実際のミイラが多く展示されていてとても見ごたえがあったよ。
全部で43体だって、すごくない!?
中は人がたくさんだったから、なんだか蟻みたいなスピードで進んでたけど、でもしっかり見てきた!
今日はその感想を少し書いてみようかなって思います。
世界のミイラ
私、ミイラって聞いてもエジプトのやつ位しか思い浮かばなかったんだけど、
実際には古代エジプトだけじゃなくって、南アメリカやヨーロッパ、そしてアジアでもたくさんミイラって作られていたらしい。
みなさん知ってました?
一言にミイラって言っても地域ごとにやっぱり気候が千差万別だからミイラの仕上がりが違うみたいです。
寒い地域だと氷った感じにミイラになってるし、
湿地の沼から出てきたのは骨とかはみんな分解されて皮膚だけのペラペラ状態になってるんです。
で、今回のミイラ展のチケットの背景に写ってるのが、その皮膚だけのペラペラ状態のミイラ。
これ、大きい方のミイラが小さい方のミイラに腕を回した状態で発見されたから、
最初は男女のカップルだと思われていたらしいんだけど、
実は両方とも男性らしい!
DNAの損傷が激しすぎてこれ以上は今はわからないらしいんだけど、
2人の関係が気になるよね。
兄弟だったのかな?
ミイラが日本にも!?
そうなんです!
日本にもミイラってあって、江戸時代の兄弟のミイラとか、
本草学者が自力でミイラになったりっていうのも展示されていました。
日本のミイラはみんな正座した格好だったから、「あ、なんか日本らしいな~」なんて思ってしまったり 笑笑笑
この本草学者さんは、ミイラになるために、生前からたくさんの柿の種を食べて、
(お菓子じゃないです 笑)
種に含まれるタンニンが防腐剤になって結果、綺麗にミイラになれたんだって。
確かに、肌の色も柿色になってて、他どの展示物よりもすごく綺麗だったのが印象にのこってます。
なかでも一番すごかったのは…
今回の展示で、私が一番すごいなって思ったのは、
弘智法印 宥貞様の『即身仏』です。
金ピカの神輿のようなお社の中に鎮座されたお姿を見ると、
別に仏教徒とかでもないのに、自然と手を合わせたくなるような、そんな雰囲気でした。
圧巻というか、圧倒されてしまってなんだか少し涙ぐんでしまったし。。。不思議
これは絶対見るべき!
というわけで、少し興味があるなーって人は、
ミイラ展は2月24日までだから、ぜひぜひ行ってみて!!!